立教大学陸上競技部男子駅伝チーム 箱根駅伝本戦への出場を決める !!! 箱根駅伝予選会を、見事6位で突破、55年振りに悲願の復帰を果たす !!!
<第99回箱根駅伝予選会>◇15日◇東京・陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園◇ハーフマラソン(21・0975キロ)◇気温19・8度(午前9時時点)立教大(立大)が55年ぶりの本大会出場を決めた。上位10人の合計タイム10時間46分18秒で6位通過した。
1968年(昭43)1月の第44回大会で11位(出場15校)になって以来で、54年のブランクは箱根駅伝史上最長となる。これまでの最長記録は09年第85回大会の青学大で、33年ぶり(32年のブランク)だった。
ミラクル切符の立役者は、09年世界選手権男子5000メートル日本代表で現役ランナーゆえ「日本一速い監督」と呼ばれる上野裕一郎(37)。18年12月に就任して4年目。中大時代に箱根駅伝に4年連続で出場した「スピードキング」が地道に改革を続けた。
立大は2024年の創立150周年に向けた記念事業として、同年1月の箱根駅伝本選出場を目指す「立教箱根駅伝2024」事業に取り組んでいたが、それよりも1年早く夢を実現させることになった。上野監督は「自分がこうして胴上げされる日がくるとは思わなかった」と言い、涙を流した。
<本大会出場校> (1)大東大=4年ぶり51度目 (2)明大=5年連続64度目 (3)城西大=2年ぶり17度目 (4)早大=47年連続92度目 (5)日体大=75年連続75度目 (6)立大=55年ぶり28度目 (7)山梨学院大=3年連続36度目 (8)専大=3年連続71度目 (9)東海大=10年連続50度目 (10)国士舘大=7年連続51度目
<主な落選校> (11)神奈川大 (12)中央学院大 (13)日大 (14)麗澤大 (15)筑波大 (16)日本薬科大 (17)東農大 (18)拓大 (19)駿河台大 (20)芝浦工大
前回より2校増の43校が参加。各校12人まで(10人以上)が出場し、上位10選手の合計タイムで争った。 一昨年と昨年は新型コロナウイルス感染症防止対策として陸上自衛隊立川駐屯地内の平たんな周回コースで実施されたが、今回は3年ぶりに立川市街地を回り、国営昭和記念公園にゴールするコースに戻った。
箱根駅伝はシード校10校と今回の予選会を突破した10校に、関東学連選抜を加えた21チームで行われる。